ガーデンライフシリーズ ツワブキ―栽培管理・育種・歴史・多様な変異形質がわかる
目次
1 ツワブキの歴史(文献にみるツワブキ;文献にみるツワブキ園芸品種)
2 ツワブキの植物学(ツワブキの分類と分布;ツワブキの形態;ツワブキの細胞遺伝学)
3 ツワブキの変異形質と栽培品種(変異に関する用語の定義)
4 ツワブキの栽培管理(栽培管理)
5 ツワブキの育種(育種)
著者等紹介
奥野哉[オクノハジメ]
1954年大阪府生まれ。千葉大学大学院園芸学研究科において学位取得。博士(農学)。技術士(建設環境)。植物組織培養による種苗の生産及び微生物による有用物質の生産を手掛ける。専門は花卉園芸学、応用微生物学、環境アセスメント、自然環境の保全(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
日本の伝統的な植物として親しまれているツワブキ。
日陰でも生育し、秋から冬の花が少ない時期に黄色い花をつけることから、
ガーデニングで欠かせない植物といわれている。
また、変化アサガオのように、葉の形や斑といった変異を「芸」として楽しむ植物でもある。
本書では、昔から変異形として趣味家に親しまれてきた品種はもちろん、
著者自身が作出した数百に及ぶ品種のなかから、特に芸に優れた品種を多数掲載。
新品種については、本書の発行を機に種苗会社等から順次リリースされる予定。
さらに、正しい栽培管理、育種方法、歴史や分類、変異に関する用語集など、
知られざるツワブキの驚きの世界がわかる内容となっている。
園芸界のツワブキの認識を変える園芸家必携の書。