内容説明
クヨクヨしがち、言い訳ばかり、友だちトラブル…女の子の「心配事」の9割はこれで消える。1万人の脳画像を見た小児科医がたどり着いた育脳法。
目次
第1章 女の子の一生は「脳の見る力」で決まる(女の子を育てるのが、実はラクではない理由;脳の成長バランスが崩れている女性が増えている ほか)
第2章 脳の見る力は気づかないうちにどんどん弱くなる!(「見えていないかどうか」は、判断しづらい;しっかりしている子ほど「見えない脳」が隠れている ほか)
第3章 脳の見る力は「家庭」で伸びる!(言語偏重の教育が「見える脳」の成長を妨げる!?;見える脳を育てられる親に変わる4つのポイント ほか)
第4章 見える脳の育て方・親子の習慣編(「かわいいもの探し」を習慣にする;その日着る洋服を一緒に選ぶ ほか)
第5章 見える脳の育て方・親子の遊び編(一緒に「あやとり」をする;「ティッシュペーパーボール」でボール遊び ほか)
著者等紹介
加藤俊徳[カトウトシノリ]
1961年新潟県生まれ。小児科専門医。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。脳番地トレーニングの提唱者。1991年、脳活動計測法fNIRS(エフニルス)を発見。1995年から2001年まで米国ミネソタ大学MR研究センターでアルツハイマー病や脳画像の研究に従事。帰国後、慶應義塾大学、東京大学などで、脳研究に従事。2006年、株式会社「脳の学校」を創業し、脳番地トレーニング法を開発。2013年、加藤プラチナクリニックを開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
女の子は男の子より成長が早く、しっかりしているように見える。だからこそ子育てもラクに思えるが、実はそんなことはない。同性の娘のことは私がよくわかっているという母親の思い込みに基づいて、子育てをしていると、人間関係などでトラブルを抱えたり、自己肯定感が育たず自信のない子になったり、危機管理能力が低く危険な目にあったり…など、深刻な問題が生まれることが多い。実は、女の子は男の子に比べて、脳内の「見る力(視覚系脳番地)」の働きが弱いのが特徴。視覚系の脳を育てれば、さまざまなことに臨機応変に対応できるようになり、悩みがちな人間関係も成績も大きく変わる。女の子が、自己肯定感を持って、優しく賢い女性に育ち、幸せな人生を歩めるようになるための具体的な方法を紹介。