内容説明
ブッダの教えを、仏教思想家がわかりやすく解き明かす。大切な人との絆を取り戻し、もう一度結ぶための道先案内。
目次
1章 ブッダは「旅立ちの後」をどう考えていたのか(背負った「負い目」をどうすればよいか;「葬式仏教」では癒されない ほか)
2章 負い目から解放される再会の世界(『阿弥陀経』に書かれた「また会える」;再会するときは仏弟子同士 ほか)
3章 生まれ故郷から来て、帰る(「旅立った息子に会いたい」;親鸞が説いた慈悲とは ほか)
4章 わたしたちは、何のために生きているのか(思うがままにならないこと;この世は「縁」の世界 ほか)
5章 人は死んでもまた会える(執着を捨てて生きる;煩悩だらけで生きていい ほか)
著者等紹介
ひろさちや[ヒロサチヤ]
1936年大阪府生まれ。宗教評論家。東京大学文学部印度哲学科卒業。同大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程修了。気象大学校教授を経て、大正大学客員教授。「仏教原理主義者」を名乗り、本来の仏教を伝えるべく執筆、講演活動を中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
感傷ではなく確かな信条として「あの人」との絆を取り戻し、もう一度新たに結ぶための道先案内。
夫、妻、親、子、恋人――大切な人を失い、悲しみや孤独に苦しむ人が増えている。仏教は、「誰でも、死者とあの世で再会できる。だから悲しむよりも”今・ここ”を一所懸命に生きなさいと説く。感傷ではなく確かな信条として「あの人」との絆を取り戻し、もう一度新たに結ぶための道先案内。
【著者紹介】
1936年大阪府生まれ。宗教評論家。東京大学文学部印度哲学科卒業。同大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程修了。気象大学校教授を経て、大正大学客員教授。「仏教原理主義者」を名乗り、本来の仏教を伝えるべく執筆、講演活動を中心に活躍中。