地図でスッと頭に入る昭和と近現代史
内容説明
現在につながる日本の問題をグローバルな視点で読み解く。きちんと学ばなかった近現代史を幅広く深く知るためのサブテキスト。
目次
第1章 明治時代―欧米列強との覇権争いに乗り出す日本(紀尾井坂の変―大久保利通が暗殺され、新国家建設の草創期が終わる;明治十四年の政変―自由民権運動によって高まる民衆からの国会開設要求を政府が受け入れる ほか)
第2章 大正時代―絶頂期を迎える極東の“帝国主義国家”(大正デモクラシー―普通選挙を求めて民主主義運動が起きる;第一次世界大戦―欧米の混乱を利用してアジアの権益を拡大する日本 ほか)
第3章 昭和前期―世界恐慌の渦に巻き込まれ、戦争の時代へ(金融恐慌―大蔵大臣の失言が日本経済の大混乱を招く;張作霖爆殺―日中戦争へとつながる伏線となった関東軍の謀略 ほか)
第4章 昭和後期―長期にわたる平和を謳歌する日本の戦後(占領下の日本―アメリカ主導の占領政策で分裂を免れた日本;GHQの民主化政策―軍国主義を支えていた財閥の解体と、農地改革 ほか)
著者等紹介
後藤寿一[ゴトウジュイチ]
1943年生まれ。早稲田大学卒業後、サンケイ新聞を経て、フリー・ジャーナリスト、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)