原始仏典〈第7巻〉中部経典4
内容説明
多くの人々を癒し導く、慈悲に満ちたブッダの心は、時を超え、連綿と受け継がれていく。最新の研究成果にもとづき、パーリ語原典を流麗かつ平明に訳した、現代語訳の決定版。
目次
算術家モッガラーナ―算数目〓(けん)連経
監督官モッガラーナ―瞿黙目〓(けん)連経
満月の晩の大きな教え―マハープンナマ経
満月の晩の小さな教え―チューラプンナマ経
逐一の観察―アヌパダ経
六つの払拭―設智経
善なる人―真人経
親しむべきものと親しむべからざるもの―セーヴィタッバアセーヴィタッバ経
多くの要素―多界経
イシギリ山―仙人窟経〔ほか〕
著者等紹介
松田慎也[マツダシンヤ]
1952年岩手県生まれ。東京大学文学部印度哲学科修士課程修了。上越教育大学助教授
勝本華蓮[カツモトカレン]
2000年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。天台宗教学財団特別研究者、花園大学非常勤講師
長尾佳代子[ナガオカヨコ]
1966年鹿児島県生まれ。1999年京都大学大学院文学研究科梵語学梵文学専攻博士課程修了。博士(文学)。大阪体育大学助教授
出本充代[デモトミツヨ]
1967年三重県生まれ。1998年京都大学大学院文学研究科梵語学梵文学専攻博士課程修了。博士(文学)。マールブルク大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)