「心の育ち」と「自分らしさ」―子育てと自戒
内容説明
この世に生まれたすべての子どもは、生来の「素質」を持っている。さまざまな出会いや体験を通じて変容し、やがて「自分らしさ」を手に入れていく。子育ての目標は何か、よい子とは、なぜ問題行動をするのか、など子育てで直面する課題をひとつずつ読み解き、子どもとの向き合い方、そして自分自身との付き合い方を理解するための糸口となる一冊。
目次
まず、視点を今の子どもの状態に合わせましょう
叱るしつけ(怒るのではありません、怒るということは感情的になることです)
情に訴えるしつけ
脅すしつけ
交換条件によるしつけ
期待させるしつけ
約束をするしつけ
ほめるしつけ
しつけの応用編(我慢すること、待つこと、諦めることについて)
子育ての目標は何か〔ほか〕
著者等紹介
松田文雄[マツダフミオ]
東海大学医学部医学科卒業後、国立精神神経センター診断研究部流動研究員などを経て、東海大学大学院医学研究科修了。現在、医療法人翠星会松田病院理事長・院長。精神科・児童精神科医師。医学博士。精神保健指定医。日本精神神経学会専門医。日本精神神経学会指導医。子どものこころ専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)