『法華経』のはなし―久遠の思想と菩薩への道
内容説明
高僧・歌人の詠んだ和歌の背後にある、信仰に縁を結んだ人生観を味わい、『法華経』の成り立ちや、日本文化との関わりについても言及。「諸法実相」「悉有仏性」「一念三千」「真空妙有」などの教義用語も身近な言葉で説き明かす。
目次
「法華経」と春を待つ心
栴檀の芳しい香りが喜びの心を開かせる
平等の教えを開き示す
法華経の意義が開かれたポイント
ブッダの導きに生かされる
仏の知見に入らしめる
因縁と譬喩と言辞と
苦悩多き世に生きることは
ブッダ釈尊のほんとうの願いに出会うこと
迷子になった子どもと五十年ぶりに再会した父〔ほか〕
著者等紹介
渡邊寶陽[ワタナベホウヨウ]
昭和8年(1933)東京生れ。立正大学元学長、立正大学特別栄誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)