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日本人は英語の発音をどう学び、教えてきたか―英語音声教育の小通史
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内容説明

日本人にふさわしい英語発音指導の方法は?日本人の英語音声/発音(Speech and Pronunciation)への“あこがれの軌跡”をたどり、来し方行く末を展望する。



目次

序章
第1章 “英語事始め”
第2章 明治初期の英語発音研究・指導
第3章 英語音声研究の進展
第4章 初期の英語音声学の移入・応用
第5章 ジョーンズ音声学とIPA
第6章 オーラル・メソッド
第7章 福島プランという実証
第8章 焦土の中から
第9章 アメリカ構造言語学の時代
第10章 CLTと音声指導の見直し論
第11章 コミュニケーションの波
第12章 歴史が語るもの



著者等紹介

田邉祐司[タナベユウジ]
専修大学文学部英語英米文学科・大学院文学研究科教授。博士(教育学‐広島大学)。日本英語教育史学会会長、日本実践英語音声学会理事、元中央教育審議会初等中等教育分科会委員、元「NHKラジオ基礎英語1」講師、元日英通訳者。専門は英語教育学(英語音声指導・学習)、英語音声学、日本英語教育史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

日本人にふさわしい英語発音指導法とは?

英語教育の現場では、英語の音声/発音は重要な要素であるものの、副次的な位置づけを与えられる傾向にある。英語発音指導はこれからどういう方向へすすむのか、どのようにして英語力の基本づくりをしていけば良いのか。そもそも、なぜ日本人は英語音声を克服できないままなのか。中等教育を中心とした英語音声(発音)指導・学習の変遷をたどり、210年以上にわたる日本人と英語音声との関わりを浮き彫りにし、今後の指導のあり方を展望する。これまでになかった本格的な英語音声/発音指導に関する通史の登場! 図版約160点を収録。

<目次>
はしがき
推薦のことば(竹中龍範)
凡例

序章
第1章 “英語事始め”
第2章 明治初期の英語発音研究・指導
第3章 英語音声研究の進展
第4章 初期の英語音声学の移入・応用
第5章 ジョーンズ音声学とIPA
第6章 オーラル・メソッド
第7章 福島プランという実証
第8章 焦土の中から
第9章 アメリカ構造言語学の時代
第10章 CLTと音声指導の見直し論
第11章 コミュニケーションの波
第12章 歴史が語るもの

あとがき
資料:英語発音研究/指導に関連する簡略年表
参考文献
索引
図版提供

<著者紹介>
田邉祐司(たなべ ゆうじ)
専修大学文学部英語英米文学科・大学院文学研究科教授。博士(教育学―広島大学)。日本英語教育史学会会長。専門は英語教育学(英語音声指導・学習)、応用言語学、英語音声学,日本英語教育史。主な著書に『一歩先の英文ライティング』(研究社)、『句動詞のトレーニング―「普段着の英語」を身につけよう!』(大修館書店)、『ジーニアス総合英語 第2版』(共著、大修館書店),中学校検定教科書 『New Crown English Series』Books 1-3(共著、三省堂)、高等学校検定教科書 『Genius English Logic and Expression』Books 1-3(著作者代表、大修館書店)等がある。