公共選択論
内容説明
経済学の分析用具を使って、市場以外の場での決定を研究領域とする公共選択論の初学者向けテキスト。経済政策論、財政学、公共経済学、公共政策論、総合政策論などのテキストに必ずといっていいほど含まれるようになった公共選択論を体系的に紹介する。
目次
第1部 公共選択論で考えよう(公共選択論とは何か;財政赤字、財政の持続可能性の諸条件と財政破綻;インフラ整備と公共投資の公共選択 ほか)
第2部 公共選択論と政策形成過程(公共選択論の基礎理論;投票行動;選挙制度 ほか)
第3部 制度選択と制度改革の公共選択論(立憲的政治経済学;立憲的政府の形成と改変;政権選択 ほか)
著者等紹介
川野辺裕幸[カワノベヒロユキ]
東海大学名誉教授。慶應義塾大学経済学研究科博士後期課程単位取得退学。専攻:公共選択論、経済政策論
中村まづる[ナカムラマズル]
青山学院大学経済学部教授。慶應義塾大学経済学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(政策研究)。専攻:公共選択論、経済政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
公共選択論は、経済学の分析用具を使って、市場以外の場での決定を研究領域とする学問である。その公共選択論の初学者向けテキスト。
経済政策論、財政学、公共経済学、公共政策論、総合政策論などのテキストに必ずといっていいほど含まれるようになった公共選択論を体系的に紹介するテキスト。本書は、2000年代以降に発展した公共選択論の新しい研究成果を紹介し、学生が共同研究をするうえで研究の進め方や分析の仕方のヒントとなるような新たなテキストとした。