ドゥルーズとガタリ交差的評伝 (新装版)
内容説明
比類なき大河評伝!ドゥルーズとガタリの思想はいかに形成され、ドゥルーズ+ガタリの思想となったのか―厖大な証言と未公開資料を駆使して創造の核心に迫る。
目次
1 並行的伝記―助走(フェリックス・ガタリ―精神的・政治的道程(一九三〇〜一九六四)
ラボルド―神話と現実のあいだ
ラボルドの日常生活 ほか)
2 交差的伝記―疾走(精神分析を撃て!;『アンチ・オイディプス』;構造に対立する機械 ほか)
3 『千のプラトー』以後(一九八〇〜二〇〇七)―後走(ガタリ―文化活動とエコロジーの狭間で;ドゥルーズ映画を見に行く;ガタリと美学あるいは冬の時代の代償 ほか)
著者等紹介
ドス,フランソワ[ドス,フランソワ] [Dosse,Fran〓ois]
1950年生まれ。フランスの現代史学者。本書のほかに、ポール・リクール、ミシェル・ド・セルトー、カストリアディス、ピエール・ノラ、ピエール・ヴィダル=ナケなど、著名な学者・思想家の評伝作家としてつとに知られる
杉村昌昭[スギムラマサアキ]
1945年、静岡県生まれ。フランス現代思想専攻。龍谷大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)