国土計画の変遷―効率と衡平の計画思想
内容説明
国土計画の新たな根拠法である国形法が施行され、新しい国土計画の枠組みができた。人口減少・高齢化社会を迎えるに際して、わが国の国土計画の経緯を回顧し、その中に見られる計画思想の変動について論じている。
目次
第1章 国土計画とその計画思想
第2章 戦後までの国土計画
第3章 全国総合開発計画の系譜
第4章 欧米の国土・地域政策の変遷
第5章 国土計画思想の転換点
第6章 新古典派経済と21世紀の国土のグランドデザイン
第7章 国土形成計画法と新しい国土計画の課題
著者等紹介
川上征雄[カワカミユキオ]
1953年東京都生まれ。1981年北海道大学大学院環境科学研究科修了。国土庁入庁。1994年東京都企画審議室計画担当課長。1996年国土庁大臣秘書官。2001年国土交通省国土計画局計画官。2004年国土交通省大臣官房参事官、内閣府政策統括官付参事官(社会基盤担当)などを経て、国土交通省総合政策局安全・調査課長。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
人口減少・高齢化社会を迎えるに際して、わが国の国土計画の経緯を回顧し、その中に見られる計画思想の変動について論じている。