古代史の舞台となった日本の神社200選
内容説明
人々が祈りを捧げてきた『古事記』『日本書紀』の神々と出会う開運の聖地。神話の時代から律令国家成立の時代までに創建された古社を巡る。
目次
第1章 神話の時代
第2章 出雲と日向三代の時代
第3章 日本建国の時代
第4章 ヤマト王権の創成期
第5章 初期ヤマト王権の時代
第6章 倭の五王の時代
第7章 飛鳥時代
第8章 律令国家の成立
著者等紹介
青木康[アオキヤスシ]
埼玉県生まれ。学習院大学法学部卒業。神社専門編集プロダクション・杜出版株式会社代表取締役。全国の神社を巡り、地域ごとに特色ある神社の信仰や歴史学の観点から神社を研究し、執筆活動を行う
古川順弘[フルカワノブヒロ]
神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。宗教・歴史分野をメインとする編集者・文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
『古事記』、『日本書紀』をはじめ、日本各地の歴史や風俗を伝える『風土記』や豪族によって編纂された『古語拾遺』など、日本には数多くの神話が残されている。ところがこれらの文字文献が編纂されたのは8世紀以降のことであり、ヤマト王権が誕生した3世紀後半から400年以上の隔たりがある。この空白の時代をつなぐのが連綿とした歴史を受け継ぐ神社である。
神々に由来する聖地や祖先の事績を記念した場所には神社が創建され、神話や伝承といった形で過去の出来事を現代に伝える。
神社を知ることは日本の歴史を知ることにつながるのである。本書では、全国に8万以上あるともいわれる神社の中から200社を厳選した。神社を通して古代日本の成り立ちを見てみよう。