内容説明
気候変動に立ち向かうための技術的ソリューションを提供するスタートアップ企業群であるクライメートテック。その背景と力学の本質から最新のトレンドまで、豊富な事例と共に解説する。脱炭素の潮流が生み出す巨大市場!Cleantech Group CEOリチャード・ヤングマン氏との対談を収録。
目次
第1部 巨大経済圏クライメートテックの全貌(クライメートテックの時代;新しい巨大経済圏のメカニズム;クライメートテック企業の特徴)
第2部 カーボンニュートラルを実現するテクノロジー(2030年を目指したテクノロジー;2040年を目指したテクノロジー;2050年を目指したテクノロジー)
第3部 日本の成長に向けた施策(我が国がこの巨大経済圏で成長するためには)
著者等紹介
宮脇良二[ミヤワキリョウジ]
1998年にアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。エネルギー業界向けコンサルティング業務に従事。2010年9月に電力・ガス事業部門統括責任者に就任。18年にアクセンチュアを退社。同年8月、「デジタルイノベーションで脱炭素化社会を実現する」というパーパスを掲げ、代表取締役としてアークエルテクノロジーズ株式会社を創業し、EV充電やEMSのサービスを開発。同時に事態構想のためにスタンフォード大学客員研究員として、カーボンニュートラルに関するテクノロジーとエコシステムを研究。企業経営と並行して、大学での講義や国及び地方自治体のカーボンニュートラルに関する委員等も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
脱炭素の潮流が生み出す
巨大市場!
世界の投資はGAFAやSaaS系企業を中心とするIT企業から、カーボンニュートラルを目指すスタートアップ企業群である「クライメートテック」に向かいつつあります。
しかし、クライメートテックにはこれまでの経済とは異なる力学があり、それを正しく理解しなければ、この波を捉えることは難しいのが実情です。
本書は日本企業のビジネスマン、投資家、起業家が、クライメートテックの背景と力学を本質から理解した上で、クライメートテックの最新のトレンドを把握することを目的とします。