楠木建の頭の中 仕事と生活についての雑記
内容説明
自分に固有の価値基準を練り上げていく。そこに仕事と生活の醍醐味がある。スカイマーク機内誌の大好評連載も収録。
目次
第1部 生活編(そんなにイイか?;イワイワ団;還暦フェスティバル ほか)
第2部 仕事編(受注仕事;よこはま・たそがれ;性能は客が決める ほか)
第3部 社会編(「無料」についての断章;本性への回帰;小さな痛みの心地よさ ほか)
著者等紹介
楠木建[クスノキケン]
経営学者。一橋ビジネススクールPDS寄付講座競争戦略特任教授。専攻は競争戦略。一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。一橋大学商学部専任講師、同助教授、ボッコーニ大学経営大学院客員教授、一橋ビジネススクール教授を経て2023年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
『ストーリーとしての競争戦略』の著者による仕事論・生活エッセイの集大成
スカイマーク機内誌の大好評連載も収録
仕事・生活に、どういう原理原則を確立するか
世の中に、どう折り合いをつけて生きていくか
著者の考えをヒントに、自分オリジナルの価値基準を練り上げていく
【著者からのメッセージ】
僕の書くものには大きく分けて3つの分野があります。本業の「戦略論」と副業の「書評」と「それ以外」。本書はこれまでに書き溜めた「それ以外」を一冊にまとめたものです。
その時々の考えを思いのままに書いた雑記ではありますが、というか雑記であるだけに、どれをとっても僕がこれまで頭の中で練り上げてきた価値基準が通底しています。そこを汲み取ってくださいますと、いよいよ嬉しい。そして、僕なりの考えが読者の日々の生活や仕事、世の中への構えにとって何がしかの足しになれば、著者として望外の喜びです。