内容説明
英国の心理療法の第一人者が、すべての親に向けた心揺さぶられるアドバイス。より良い親子関係のために必要なこと、やってはいけないことを丁寧に説き、世界中の親たちの共感を呼んだ話題の書。
目次
第1章 子育ての遺産は連鎖する
第2章 子どもの環境を見直す
第3章 感情に向きあう
第4章 親になるための土台をつくる―妊娠と出産
第5章 心の健康を育む
第6章 行動を変える―すべての行動はメッセージ
著者等紹介
ペリー,フィリッパ[ペリー,フィリッパ] [Perry,Philippa]
英国の心理療法士。テレビ番組やラジオ番組の司会をこなし、BBCラジオやチャンネル4でドキュメンタリー番組を手がけるほか、Red誌の人生相談コーナーの回答者も務める。夫でアーティストのグレイソン・ペリーとロンドンに暮らし、2人の間には成人した娘フローがいる
高山真由美[タカヤママユミ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「心を揺さぶられた」「涙なしで読めない」「子育て全般が変わった」……
世界中から共感の声、続々! 世界46カ国200万部のベストセラー。
自分の親との関係を見つめ直し、感情を受け止めれば見えてくる
子どもが幸せになるための心がけ
長年、親子関係・人間関係の悩みに向きあい続けてきた英国の心理療法士が、さまざまな親子の実例をもとに、親子の絆を深めるための秘訣をまとめた話題の書。
赤ちゃんから思春期の子どもまで、子どもがいくつになっても、子育ては思うようにいかないことの連続です。たとえば、あなたがお子さんの言動に対していらだちや怒りなどの「負の感情」を抱くとき、その原因は目の前の子どもにではなく、「あなたが子どもだったころの親との関係にあるのでは?」と著者は問いかけます。
本書では私たちがどう育てられ、それが実際の子育てにどう影響するか、私たちがどんな間違いをおかしやすく、それにどう対処すればいいかを、深い洞察ととともに丁寧に解き明かします。
子育ての負の連鎖を断ち切るにはどうすればいいか? 親はどこまで厳しくするべきか? 親子の絆を深めるコミュニケーションの取り方、妊娠・出産期の悩みへの具体的な対処法、子どもの心の健康の育み方、思春期の子どもとの適切な距離感、自走できる子どもになるために必要なスキル、子どもの行動が変わる行動指針など、実践的なアドバイスを満載。
本書には世界中の読者から、「子育て全般が変わった」「多くの気づきに満ちた書」「最も実践的な育児書」「妊娠中から読みたかった」などの声に加え、「夫婦や職場の人間関係にも使える」「自分のことをより深く理解できるようになった」などの声が数多く寄せられ、広く人間関係全般に役立つ《実践の書》として注目されています。