スケールフリーネットワーク―ものづくり日本だからできるDX
内容説明
次戦に備えて日本が採るべき戦略とは―GAFA覇権の裏に「スケールフリーネットワーク」。戦いの舞台はネットとリアルをつなぐ「サイバーフィジカル」へ。イノベーションを生み出す「場」を作る。アフターデジタルで輝きを増す日本の資産。DXの成功を導く3つのステップ。
目次
1 日本企業は「DX」にどう立ち向かえばいいのか
2 スケールフリーネットワークの爆発力
自分から発信すれば、必ず何かが返ってくる(タニタ代表取締役社長・谷田千里氏)
3 アフターデジタルの世界で日本が持つ優位性
モノ、サービス、データをすべて手がけるCPSカンパニーを目指す(東芝代表執行役社長CEO・車谷暢昭氏)
4 日本が取るべきステップとは
5 発想を転換できれば、日本にはチャンスがある
6 二回戦に向けて、日本企業が備えるべきこと
著者等紹介
島田太郎[シマダタロウ]
東芝執行役上席常務・最高デジタル責任者。90年に新明和工業に入社し、航空機開発に携わる。PLM(製品ライフサイクル管理)を手がけるシーメンスPLM(当時SDRC)へ。同社の日本法人社長を経て、シーメンスのドイツ本社に勤務。その後、日本法人の専務としてインダストリー4.0を推進。東芝では、事業のデジタル化の責任者としてDXを推進している
尾原和啓[オバラカズヒロ]
フューチャリスト。京都大学大学院で人工知能を研究。マッキンゼー・アンド・カンパニーやNTTドコモ、グーグル、リクルート、楽天など数多くの企業で新規事業立ち上げを担う。現在はシンガポール、インドネシアのバリ島が拠点。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)