内容説明
本書では、電力回路の技術計算に必要な“パーセント・インピーダンス法”及び“対称座標法”を解説しています。筆者が長年携わった“電力回路の技術計算法の講義”の経験から、多くの方々が誤解しやすい箇所について、豊富な図面により分かりやすく説明をしています。本書の導入部で、この計算法により複雑な回路計算が簡単に解ける理由を簡潔に説明し、その後に、系統運用の実務への応用例や、電験問題の能率的な解き方に繋げる方法で、基礎から応用までを徹底解説しています。
目次
第1編 パーセント・インピーダンス法(変圧器を経由すると、インピーダンス値はどのように変化するか;パーセント・インピーダンス値を表す基本公式と実用公式;発電機、変圧器、送電線の各%Z(%)の概数値
%Z法の基礎である単位法の概要
計算する前に、基準容量値を統一しなければならない理由 ほか)
第2編 対称座標法(対称座標法は、どんなときに使う計算法か;零相分、正相分、逆相分とは何か;中性点抵抗値を3倍する理由;変圧器の巻線方式によりI0の流れ方が変わる;ベクトル・オペレータαを使用した対称座標法の公式 ほか)
著者等紹介
柴崎誠[シバザキマコト]
1964年中部電力株式会社入社、発変電設備の設計・工事業務に従事。1970年第一種電気主任技術者試験に合格。1971年同社総合技研電気第一研究室にて電気設備の絶縁性能向上に関する研究員、その後系統安定度向上に関する研究の副主査。1978〜1994年電験第三種受験者向け通信教育の指導。1983年系統保護継電装置の計画・運用業務及び系統技術講習会の講師。2011年同社退職、Gテクノ株式会社ソーラー発電事業部技術顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
電力回路の技術計算に必要な“パーセント・インピーダンス法”及び“対称座標法”を解説電力回路の技術計算法を徹底解説!
本書では,電力回路の技術計算に必要な“パーセント・インピーダンス法”及び“対称座標法”を解説しています。
筆者が長年携わった“電力回路の技術計算法の講義”の経験から,多くの方々が誤解しやすい箇所について,豊富な図面により分かりやすく説明をしています。
本書の導入部で,この計算法により複雑な回路計算が簡単に解ける理由を簡潔に説明し,その後に,系統運用の実務への応用例や,電験問題の能率的な解き方につなげる方法で,基礎から応用までを徹底解説しています。
第1編 パーセント・インピーダンス法
第2編 対称座標法
柴崎 誠[シバサキ マコト]
著・文・その他