これならわかる医療被ばく説明・相談の実務
目次
1章 医療被ばく説明・医療被ばく相談とは
2章 医療被ばく説明・相談に必要な放射線の基礎知識
3章 医療被ばく説明
4章 医療被ばく相談とカウンセリング
5章 医療被ばく相談時の話の聴き方
6章 医療被ばくの情報提供
7章 医療被ばく相談の実際
8章 医療被ばく相談記録
9章 電子メールによる医療被ばく相談対応
10章 医療被ばく相談窓口の開設
著者等紹介
小松裕司[コマツユウジ]
1998年京都医療技術短期大学診療放射線技術学科卒業。2024年群馬県立県民健康科学大学大学院診療放射線学研究科博士後期課程在学中。日本放射線カウンセリング学会会長。日本診療放射線技師会放射線被ばく相談員分科会初代分科会長
小松有希[コマツユキ]
2007年京都医療技術短期大学診療放射線技術学科卒業。2023年大阪行岡医療専門学校長柄校放射線科専任教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
カウンセリングの観点も交えて、医療被ばく説明・相談をやさしく解説
各種放射線機器を用いて検査・治療などを行う際、患者、またその同伴者、医療従事者、周辺環境への被ばくについて安全性をもって行われていることを説明すること、またこれらに関する相談に請け負うことは非常に重要なことです。また、安全性の基準となる関連法令・ガイドラインなども時を経て移り変わるため、診療放射線技師をはじめとした医療従事者がその時期・世相などに応じた理解をもって説明・相談することもまた重要です。
本書は、医療被ばく説明・相談の各場面における実際的な対処について、最新の関連法令・ガイドラインを踏まえつつ、カウンセリングのコツも交えながら、実際の現場で役立つよう、わかりやすくまとめた書籍です。