ナースだからできる5分間カウンセリング―看護現場で役立つ心理的ケアの理論と実際
内容説明
目の前の患者が少しでも楽になり、患者自身のもっている回復の力が生きてくるようにするのには、ナースはどんな時にどんな言葉をどのように用いるのが役に立つだろうか。本書は、この問いにたいする1つの回答として、看護の現場でナースが実際に患者と言葉を交わしている実例を中心に検討され、編集されたものである。
目次
第1章 看護現場における心のケアの充実をめざして―看護の主体的テーマとして
第2章 看護現場における独自のケア技術とは
第3章 心理的ケアのための基本技法をめぐって
第4章 5分間カウンセリングのための6つの基本技法―解説と対応事例によるトレーニング
第5章 ターミナル期における心のケアをめぐって―その実際と課題
第6章 看護現場で有効な臨床心理技法の紹介
第7章 臨床心理学の立場から看護現場へのメッセージ
第8章 精神医学の立場からナースに贈る言葉
出版社内容情報
《内容》 多忙な臨床の現場で,ナースだからこそできる患者への心理的ケアの方法と実際を,6つの基本的な技法を紹介しながら解説する。各技法の理論的な解説を述べたあと,患者や家族への好ましくない対応と望ましい対応を見開きで示し,両者の違いがよくわかるような構成とし,さらにケアのポイントを示す。臨床でのケアにすぐに役立つナース必読の書。 《目次》 1章 看護現場における心のケアの充実をめざして 2章 看護現場における独自のケア技術とは 3章 心理的ケアのための基本技法をめぐって 4章 5分間カウンセリングのための6つの基本技法 5章 ターミナル期における心のケアをめぐって 6章 看護現場で有効な臨床心理技法の紹介 他