メディカルスタッフから教職員まで アレルギーのはなし―予防・治療・自己管理
内容説明
“情報を必要としている指導的な立場の方”、“専門外だけれども知識を得たい方”を主対象とした初学者向けの解説書。患者さんからの日常的な相談や質問に対応している看護師や薬剤師、自治体相談窓口担当者、学校教員や保健担当・栄養士など。アレルギー疾患は「国民病」であり、「生活環境・習慣病」であり、「自己管理できる(すべき)疾患」であるという観点から、その予防・治療・管理に役立つ。QOL向上のため、多角的な視点で予防・治療・管理に向けて、正しいアレルギーに関する知識あるいは情報を広く伝え、さらに正確な知識を深めるために。
目次
第1部 総論(アレルギー疾患の歴史―紀元前からあったアレルギー疾患;なぜアレルギーになるのか―からだのしくみと免疫、アレルギーの発症機序;アレルギー疾患の原因物質―身の回りのなんでも原因アレルゲンとなる;アレルギー疾患の患者さんはどんな訴えが多いか―その診断方法、鑑別方法;文明病としてのアレルギー疾患対策―アレルギー疾患は自己管理が必要な疾患であると同時に、周囲の理解と協力が必要な疾患でもある;周囲の人たちの支え方―適切な自己管理のための病診連携、病薬連携と周囲の理解の必要性)
第2部 各論―いろいろなアレルギー疾患:乳幼児から高齢者まで全世代がかかる可能性(呼吸器のアレルギー;鼻のアレルギー;眼のアレルギー;皮膚のアレルギー;食物アレルギー;薬物アレルギー;様々なアレルギー;患者さんの立場から―国・地方自治体、医療関係者、周囲の方々への希望)
出版社内容情報
看護師・薬剤師・自治体担当者などのコメディカルスタッフに向けてアレルギー疾患を解説。
秋山一男[アキヤマ カズオ]
元相模原病院
大田健[オオタ ケン]
東京病院
近藤直実[コンドウ ナオミ]
平成医療短大