Tokuma novels 十津川警部 殺意は列車とともに
内容説明
不審な男にあとをつけられているので、自宅まで送ってほしい―十津川班の西本刑事が深夜、突然若い女に声をかけられた。そのマンションでは半月前に女性が殺害され、痴漢騒ぎもあったというのだ。痴漢被害にあった畑恵子はその後、郷里の旭川に引っ越してしまったが、やがて殺人事件に巻き込まれ…。東京と旭川を結ぶ殺意の連鎖の行方は?(「東京‐旭川殺人ルート」)他、「二階座席の女」「見知らぬ時刻表」「とき403号で殺された男」の傑作四篇を収録したオリジナル作品集。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1963年に「歪んだ朝」で第二回オール讀物推理小説新人賞を、65年には『天使の傷痕』で第十一回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)