EBPMの経済学―エビデンスを重視した政策立案
目次
総説 EBPMを政策形成の現場で役立たせるために
第1章 教育政策におけるEBPM―データベースの構築によるエビデンスの蓄積と活用
第2章 労働政策におけるEBPM―労働政策決定の正統性との関連から
第3章 医療・介護政策におけるEBPM―医療費適正化政策の施策効果を検証する
第4章 交通・社会資本政策におけるEBPM―費用便益分析の一層の活用を
第5章 課税政策におけるEBPM―労働所得税とマイクロシミュレーションの活用を中心に
第6章 電力政策におけるEBPM―供給安定性に焦点をあてて
終章 政策立案の力を研鑽できる場の構築を目指して
出版社内容情報
EBPM(客観的な証拠を重視する政策立案)に対する関心が国内外で高まっている.経済学者と現役の政策立案者が,EBPMに求められる取り組みを6つの政策分野において論じる.現状を踏まえた,EBPMに関する議論を活性化するための材料を提供する.