日本経済長期低迷の構造―30年にわたる苦闘とその教訓
目次
序章 本書の狙いと基本的主張
第1章 バブルの形成とその背景
第2章 バブルの崩壊と長期低迷の開始
第3章 金融危機の衝撃と企業行動の変貌
第4章 デフレと金融政策
第5章 デフレと企業行動のメカニズム
第6章 アベノミクスと日本経済の課題
著者等紹介
荒巻健二[アラマキケンジ]
1952年東京都生まれ。一橋大学社会学部・同法学部卒業、経済学修士(オックスフォード大学)、経済学博士(京都大学)。IMF財政局エコノミスト、大蔵省国際金融局開発金融課長、長崎大学経済学部教授、経済企画庁財政金融課長、京都大学大学院客員教授等を経て、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授。ロンドン大学東洋アフリカ研究学院客員教授。東京大学名誉教授。2017年より東京女子大学特任教授。専門は国際金融(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
バブルの形成・崩壊から金融危機,デフレという長期にわたる日本経済の変調の中心には何があったのか? 膨大なデータから事実関係を的確に積み上げ,長期経済低迷のメカニズムを解明するとともに,現在の日本経済が今なお抱える課題を明らかにする.