内容説明
延命十句観音経、禅語、十三仏真言、般若心経―。「書く」「声に出す」で、人生を整える朝10分の仏教習慣
目次
1章 最短のお経 延命十句観音経(写経)(まずは唱えて!延命十句観音経;延命十句観音経とはどんなもの? ほか)
2章 仏さまとつながる 十三仏真言(なぞり書き)(十三仏真言とはどんなもの?;十三仏真言なぞり書き ほか)
3章 人生が整う 禅語(なぞり書き)(禅語とはどんなもの?;禅語なぞり書き ほか)
4章 迷いが消える 般若心経(写経)(まずは唱えて!般若心経;般若心経とはどんなもの? ほか)
著者等紹介
枡野俊明[マスノシュンミョウ]
1953年神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。大学卒業後、大本山總持寺で修行。「禅の庭」の創作活動により、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年「ニューズウィーク」日本版にて「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれる
利根川秀佳[トネガワシュウカ]
書家。東京都生まれ。産経国際書展審査会員。現代書作家協会理事。現代書作家協会審査員。21世紀国際書展理事。21世紀国際書展審査員。「NHKまる得マガジン ゼロから始める写経」講師として出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「おうち写経」で書いて声に出してスッキリ
感染症の拡大で世界が大きく変わったいま、
不安や心配事に支配されている人も多いのではないでしょうか。
そんなときに役立つのが、仏教のありがたい智慧の賜物である「写経」です。
「書く」という行為に集中することで、頭が空っぽになり、
とらわれから解放され、気持ちがすーっと軽くなります。
また、書いた後、声に出して読み、その声を聞くことで五感が刺激されます。
本書では、初心者でも楽しく取り組めるよう、
ボールペンによる書き込み式の本になっています。
たった42文字で構成される「延命十句観音経」、
ひらがなで書く仏さまの呪文「十三仏真言」、
心を整える「禅語」、そして写経で人気の「般若心経」…
これらを、「世界が尊敬する日本人100人」(「ニューズウィーク」日本版)にも
選ばれた禅僧・枡野俊明氏のありがたい言葉とともに紹介します。
日常を離れ、心を「無」にして、一文字と向き合いましょう。
おうち時間をもてあましている方や、
高齢の方へのプレゼントにも最適です。
【編集担当からのおすすめ情報】
新型コロナウィルスの世界的な感染によって、ステイホームが日常化しました。離れて暮らす私の70歳代の両親も、ずっと家にいるのはしんどそうに見えたので、おうちでできて、心が癒やされるような本をつくれないかと、ずっと考えていました。
そこでたどりついたのが本書です。
この本をつくりながら、何度もありがたい言葉をなぞりました。すると、書いて声に出すだけで、本当に不思議と心が安まってくるのに驚きました。普段使わない脳の部分が刺激されるような感じというのでしょうか。
季節の移り変わり、雲の流れなど、普段は意識がいかないところに意識がいくようになり、心に余白が生まれたように思います。さすがは先人の知恵…!
よろしければ、ぜひご自身で体験してみてください。