内容説明
「地理」+「政治」=地政学で世界のしくみがすっきりわかる!ドラえもんのまんがと記事で世界の「歴史」と「今」が学べる!
目次
第1章 世界の中の日本
第2章 海を制すものが世界を制す
第3章 海派?陸派?
第4章 ふたつの超大国
第5章 広い国ゆえの考え方がある
第6章 大国の外で生き延びるために
第7章 移りゆく世界のリーダー国
第8章 世界のこれからを考える
著者等紹介
藤子・F・不二雄[フジコ・エフ・フジオ]
まんが家。本名、藤本弘(ふじもとひろし)。1933年12月1日、富山県高岡市生まれ。1951年『天使の玉ちゃん』でまんが家デビュー。藤子・F・不二雄として『ドラえもん』を中心に執筆活動を続け、児童漫画の新時代を築く
出口治明[デグチハルアキ]
立命館アジア太平洋大学(APU)学長。1948年三重県生まれ。京都大学法学部を卒業後、1972年日本生命保険相互会社入社。国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画株式会社を設立。2008年ライフネット生命保険株式会社に社名変更。2012年上場。2018年より現職。いろんな人と出会い、たくさんの本を読み、世界のおもしろいところへ旅して学ぶ「人・本・旅」の生活を大切にしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
世界のしくみがすっきりわかる!
ドラえもんのまんがと記事で楽しく学べる
累計500万部突破の「ドラえもんワールド」シリーズに、
話題の「地政学」が登場!
ドラえもんのまんがとともに、
親しみやすく、わかりやすく学べる唯一の「地政学」本です。
「地政学」とは、世界の複雑な力関係を、
地理と政治の側面からすっきり読み解く学問。
日本や世界の国々は、島国なのか、内陸国なのか、大陸なのか、
地理的な条件によって、生き残る戦略が異なります。
本書では、地政学の基本的な考え方や世界各国が
どのようにふるまっているのかを紹介します。
地政学を知ると、世界情勢のニュースなどへの理解度がグンと深まります。
また、大局的に物事をとらえる視点が身につき、
不利な環境下でどう生き延びるかのヒントが得られます。
現代の不透明な世界情勢を中立に理解する一冊です。
監修者は、世界史や教養、地政学の著書があり、
現代の知の巨人とも称される
アジア太平洋大学(APU)学長の出口治昭さんです。
【編集担当からのおすすめ情報】
最近よく聞く「地政学」。
ニュースなどでもこのワードを聞くようになったものの、
なんだかよくわからない…という方も多いのではないでしょうか。
私もその一人でした。
本書を編集するにあたり、「地政学」を学んで気づいたのは、
地理という側面から政治を見ると、世界の見え方が変わるということ。
日本のような島国と、中国とロシアのような内陸国には、それぞれ得意不得意なことがちがうということ。それゆえに、考え方や戦略にちがいが出てくるのは当然だと気づかされました。
そして、「海運」の重要性。世界の物流の9割が船で海をわたっています。
しかも海の道には重要なポイント(チョークポイントという)があって、そこで紛争などが起きて通れなくなるとと、ものが運べなくなり、価格にも影響してしまう…!
このように、「地政学」を知ることで、世界への解像度がグッと上がります。
これからのグローバル化社会で、
世界情勢を正しく読み解く力を養うことは極めて重要だと思います。
子どものみならず、大人にもおすすめの「地政学」の入門書です。