集英社文庫 地面師たち―アノニマス
内容説明
100億円という前代未聞の不動産詐欺を成し遂げた彼らが地面師になるまでを描く、それぞれの前日譚―。司法書士歴20年の後藤は、一人娘の塾代に困るほど、薄給に喘いでいた。そんな中、山中と名乗る実業家から300万円で不正への加担を依頼される。喉から手が出るほど欲しい金額だが、事務所の所長を裏切れないと拒否。だが、事態は一変し!?(「ランチビール」)など、スピンオフ短編、全7編収録。
著者等紹介
新庄耕[シンジョウコウ]
1983年、東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。2012年、第36回すばる文学賞を受賞した『狭小邸宅』にてデビュー。24年、『地面師たち』がNetflixにて実写ドラマ化され、話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
100億円という前代未聞の不動産詐欺を成し遂げた地面師たちが、ハリソン山中に出会うまでを描くそれぞれの前日譚。全7編収録。いきなり文庫。