内容説明
庭の木はしなやかに枝が伸び、さらさらときれいな葉があると心地よく感じるものです。木が大きくなりすぎた!と、あわてて不要な枝を切るだけでは樹形が乱れて、枯れてしまうことも。きれいな樹形を保ち、大きくしないためにはどこを切るかなど、わかりやすいイラストで解説しました。人気の雑木と花木105種の剪定と管理のコツがよくわかります。
目次
雑木、花木のある庭
人気の雑木&花木105
写真で見る剪定
剪定の基礎と管理
雑木・花木105 樹種別・大きくしない剪定のコツ
大きくなりがちな人気の木
常緑樹の剪定
落葉樹の剪定
針葉樹の剪定
小低木・潅木の剪定
著者等紹介
平井孝幸[ヒライタカユキ]
石正園代表。作庭家。日本庭園協会理事。東京農業大学造園科卒業後、「雑木の庭」の祖、飯田十基氏に師事。修業後は実家である「石正園」を継ぐ。徹底した自然観察に由来する雑木の利用法と知識に定評がある。NHKテレビ「鑑賞マニュアル 美の壺」など、多くのメディアで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
春は新芽や花で楽しませ、夏は緑葉が美しく、秋は紅葉してやがて落葉する。四季折々でさまざまな姿をみせる雑木や花木は、季節の移り変わりを教えてくれる存在として人気です。ただし、気軽に植えると、思いのほか大きく育ってしまい手に負えなくなることも。本書は、ミモザやスモークツリーなどの人気の樹木をはじめ、よく植えられる常緑樹、落葉樹、針葉樹、さらに低木まで、剪定法と管理によって「大きくしない」ことに重点をおきました。著者である石正園の平井孝幸さんは「雑木の庭の名人」と知られ、各地に講演に行ったり、庭の実例や管理方法の本を数多く執筆している作庭家。人気の雑木を、たしかな技術で大きくしない剪定、管理方法を伝授します。大きくしないことによって、狭い庭にもいろいろな木を植えられます!