内容説明
国民の9割が認める「女性天皇」。愛子さまが天皇になるべき「5つの理由」はここまで現実的!!
目次
プロローグ 国民の9割が「女性天皇」を認めているのに、政府はなぜ男系男子にこだわるのか?
第1章 天皇にふさわしい品格―愛子さまに期待が集まる理由
第2章 女性天皇を除外する不思議―欠陥をかかえる皇位継承ルールの是正へ
第3章 歴史の中の女性天皇―日本らしさの証明
第4章 皇太子が不在の令和皇室―欠陥ルールの皇位継承順序を見直す
第5章 これからますます大切になる皇室―未来に向けた存在意義
第6章 皇室典範はこう変える―私の改正案
エピローグ 愛子さまが天皇になるべき「5つの理由」
著者等紹介
高森明勅[タカモリアキノリ]
皇室研究者、國學院大學講師。専攻は、神道学、日本古代史。1957年、岡山県倉敷市に生まれる。國學院大學文学部卒業後、同大学院博士課程単位取得。國學院大學日本文化研究所研究員、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当などを歴任。小泉純一郎内閣当時の「皇室典範に関する有識者会議」において8名の識者、皇室研究の専門家のひとりとしてヒアリングに応じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
ついに国連の「女性差別撤廃委員会」も皇室典範の改正を勧告! 世論調査では9割が「女性天皇」を認めているのに、政府はなぜ「男系男子」にこだわるのか? 愛子さまが天皇になるべき「5つの理由」を今、明快に説く。
1の理由=女性天皇を排除する現在の皇位継承ルールでは、皇室そのものが存続できなくなる。
2の理由=天皇は「国民統合の象徴」。その象徴に男性しかなれないルールは、いびつである。
3の理由=天皇の後継者は、天皇との血縁が最も近く、おそばで感化・薫陶を受けた方がふさわしい。
4の理由=天皇という地位は「国民の総意」に基づくべき。国民の気持ちを無視してよいのか。
5の理由=「ジェンダー平等」は、現代における普遍的な価値観である。
2024年春、学習院大学を卒業し、日本赤十字社の嘱託職員となられた天皇家のご長女・敬宮愛子さま。「両陛下のただひとりの内親王殿下」に寄せられる期待は、「愛子さまにこそ、天皇陛下になってほしい――」というもの。
世論調査では「女性天皇」を認める国民が、今や「9割以上」という。しかし、国会では「男系男子」以外への皇位継承以外はまったく検討されていない。なぜ、「男系男子」だけにこだわるのか。明治以降にできた短い歴史の皇位継承制度であるのに……。いっぽうで、「男系男子」に限ることは、近い将来の皇室の破綻さえ招きかねない。「だから、今こそ女性天皇を実現させる制度改革が必要」 だという。そのために私たちが目指すことは、「天皇陛下の長子が皇位継承資格を持つこと」。今から変えるために、私たちができること。気鋭の皇室研究者が、「女性天皇実現までの道」を、明快に説く。
目次
○第1章 天皇にふさわしい品格――愛子さまに期待があつまる理由
○第2章 女性天皇を除外する不思議――欠陥をかかえる皇位継承ルールの是正へ
○第3章 歴史上の女性天皇――日本らしさの証明
○第4章 令和皇室のすがた――「新しい風」のゆくえ
○第5章 男系男子を続ける危うさ――3つの視点
○第6章 皇室典範はこう変える――私の改正案
○エピローグ 愛子さまが天皇になるべき「5つの理由」