目次
第1章 怖い記憶(真っ赤な男;パニック番組 ほか)
第2章 怖い噂(消えた家族;NPO ほか)
第3章 怖い場所(樹海の声;奥多摩の河原 ほか)
第4章 怖い噺(古い火葬場;そして俺は死んだ ほか)
傑作短編集(123便;深夜のタクシー ほか)
著者等紹介
稲川淳二[イナガワジュンジ]
タレント・工業デザイナー・怪談家。1947年東京・恵比寿生まれ。桑沢デザイン研究所専門学校研究科卒業。深夜ラジオで人気を博し、『オレたちひょうきん族』『スーパージョッキー』などテレビ番組で、元祖リアクション芸人として活躍。また、ラジオやテレビでの怪談が好評を博し、1987年に発売されたカセットテープ『あやつり人形の怪 秋の夜長のこわ〜いお話』が大ヒットとなり、以後「怪談家」としても活動。1993年8月13日金曜日にクラブチッタ川崎で行われた「川崎ミステリーナイト」に長蛇の列ができ、全国津々浦々をめぐる「稲川淳二の怪談ナイト」を開始。2022年で30周年を迎え、披露した怪談は約500話、動員数延べ60万人以上。現在も年間50公演ほど開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
◆ご存じ!怪談界のスーパーレジェンド
怪談語って50年、語った怪談500以上。
1970年代から現在に至るまで、ひたすらトップを走り続けるカリスマ怪談家。
心霊、オカルト、超常現象、都市伝説、事故物件、鬼……
現代のあらゆる怪異ブームの礎であり、怪談文化の創造主でもあるスーパーレジェンド、稲川淳二が思いを込めて贈る、怪談ベスト本第二弾。
◆白本、黒本、2冊そろって稲川怪談ベスト本
2021年に出版された白い表紙の「昭和・平成傑作選」は比較的短い作品を40作品掲載しましたが、黒い表紙の本作「昭和・平成・令和 長編集」は、細部まで稲川節が味わえる長編20作品を掲載。さらに2ページ完結の傑作短編4本付き。
この2冊で「稲川怪談」の主要な作品が網羅できます。
◆長編だからこそじっくり味わる稲川怪談の真骨頂
昭和・平成・令和と、半世紀にわたって語り継がれてきた、「稲川怪談」とじっくりむきあえる長編集。
長い年月の間につながった話、いくつかの類似体験などをまとめて掲載。
ストーリーの破片と破片が組み合わさったとき、新たな恐怖が生まれる!