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オンナの値段
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内容説明

元日経新聞記者にして元AV女優(東大大学院・慶應SFC卒)気鋭の文筆家・鈴木涼美による「オンナの現代資本主義論」



目次

第1章 底なし高収入
第2章 美しければ美しいほど価値が上がる
第3章 パンツでも母乳でも
第4章 浪費という快楽
第5章 お仕事ではないシゴト
第6章 お金で買える愛がある
第7章 プライドはお金で買える?



著者等紹介

鈴木涼美[スズキスズミ]
文筆家。1983年東京都生まれ。明治学院高校卒業後、慶應義塾大学環境情報学部入学。その頃から、横浜・新宿でキャバクラ嬢として働き出し、20歳でAVデビュー。80本近くの作品に出演する。東京大学大学院学際情報学府で執筆した修士論文は後に『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)として書籍化される。大学院修了後、2009年に日本経済新聞社入社。都庁記者クラブ、総務省記者クラブなどに配属され、地方行政の取材を担当する。2014年秋に退社し、現職。夜働く女性たちに関するエッセイや、恋愛・セックスのコラムを多数執筆。また、コメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

稼ぐから使うのか、使いたいから稼ぐのか。 女を武器に大金を稼ぐ夜職女性たちの、カネにまつわるおもしろくてちょっとせつない物語わたしたちはお金を愛し、
お金と喧嘩し、
お金に絶望しながら、
お金を求めてきた。

かつて「文春砲」の餌食になった元日本経済新聞記者にして、元AV女優(東京大学大学院及び慶應義塾大学SFC卒)の気鋭の文筆家、鈴木涼美。
実は彼女、学生時代からキャバクラ嬢や銀座のクラブホステスのアルバイトをしていて、いわゆる「夜職」の人脈が半端なく広い。
そんな彼女が、夜のオンナたちの桁外れな、ときに地に足のついた「お金の稼ぎ方&使い方」について根掘り葉掘り聞き出し、
なぜ彼女たちは、そんな風にお金を稼ぎ、使うのか、その深層心理を探った。
欲しいものがあるから稼ぐのをやめられないのか? 
稼ぐのがやめられないから欲しいものを探してるのか? 
彼女たちを突き動かすものの正体は? 

・4年間で8000万稼ぎ、すべて使い切った女子大生風俗嬢。
・ホストクラブで一晩で1600万使ったキャバ嬢のプライド。
・母乳風俗で月80万を稼ぎ、子どもを育てるシングルママ。
・二軒掛け持ちの高級ソープ嬢として、まったくお金に困っていないのに、さらに空いた時間にデリヘル勤務するワーカーホリック。

などなど、お金と幸せと若さを持て余して迷走しまくっている、愛すべきオンナたち総勢30名以上が登場。
私たちの人生と切っても切り離せない「お金」について、今一度考えさせられる「オンナの現代資本主義論」!




元日本経済新聞記者にして、元AV女優(東京大学大学院及び慶應義塾大学SFC卒)の気鋭の文筆家、鈴木涼美による「オンナの現代資本主義論」。

はじめに
値札という名の服を着て
第1章 底なし高収入
第2章 美しければ美しいほど価値が上がる
第3章 パンツでも母乳でも
第4章 浪費という快楽
第5章 お仕事ではないシゴト
第6章 お金で買える愛がある
第7章 プライドはお金で買える?
おわりに


鈴木 涼美[スズキ スズミ]
著・文・その他