転倒・転落防止パーフェクトガイド Web動画付
内容説明
転倒・転落による傷害を“ゼロ”にするために病棟・施設・在宅で使える!転倒・転落事故防止の決定版!
目次
転倒・転落事故の考え方
転倒・転落防止活動をマネジメントする
転倒・転落における患者のハイリスク要因
転倒・転落の要因分析手法
新たな視点でとらえる転倒・転落アセスメント
対策の立案と実践
多職種とのチーム、組織としての取り組み
物的対策の実践へ
地域連携における防止対策の取り組みと課題
転倒・転落とKYT
病院での取り組み事例
転倒・転落事故の法的責任
課題と今後の展望
著者等紹介
杉山良子[スギヤマリョウコ]
転倒転落研究会(RoomT2)代表/医療安全全国共同行動企画委員/看護師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
転倒・転落事故はアセスメントシートや病院内マニュアルの作成と活用により,各医療施設で軽減の努力がなされていますが,その発生率は医療事故中の2割以上を占めている状況には変わりはありません(日本医療機能評価機構報告).転倒・転落事故は注射事故などとは異なり,多くは医療関係者が介在しない中で発生し,患者さんの自己の意思で行動した結果で起こります.
その事故防止のためには,患者さんが転倒・転落につながるリスクをどの程度持っているか,アセスメントを適切に行う必要があり,事前に適切な対策をとる必要があります.また倫理的にも身体拘束をしない方法でどう行うかが重要です.そのためにはアセスメントに加えて物的対策も必要になります.病院のみならず施設,在宅でも活用できる1冊です.