内容説明
「注射はイヤ!」「お薬のみたくない!」「検査って何するの?」こんなときどうする?どう答える?子どもを安心させる工夫とコツ教えます!
目次
第1章 発達段階別の特性をふまえた子どもと家族の支援(総論 発達段階別の特性をふまえた子どもと家族への支援)
第2章 プロのテクニックが満載!場面別Q&A(医療環境;処置・検査・手術;服薬・投薬;入院生活)
第3章 子どもが喜ぶ!動機づけ支援のアイデア集(おすすめ絵本;ディストラクショングッズを活用しよう;がんばりシートで動機づけ支援;医療遊び)
第4章 親・きょうだい支援(治療中の子どものきょうだいに、病気や治療についてどう説明する?;入院中の子どもに対して、きょうだいに何かできることはある? ほか)
著者等紹介
原田香奈[ハラダカナ]
慶應義塾大学病院の小児外科混合病棟で看護師として5年間勤務。その後、チャイルド・ライフ・スペシャリスト(CLS)の資格取得のためアメリカに留学。イーストキャロライナ大学、カレッジオブヒューマンエコロジー&ファミリーリレーションズ、チャイルドライフ学科(East Carolina University,College of Human Ecology and Family Relations,Child Life)で学ぶ。オハイオ州のシンシナティー子ども病院(Cincinnati Children’s Hospital Medical Center)でCLSのインターンシップを行い、2007年12月に卒業。チャイルド・ライフ・スペシャリスト協会の会長や副会長を務め、現在は、一般社団法人日本チャイルド・ライフ・スペシャリスト協会の理事を務めている
黒〓あかね[クロサキアカネ]
島根県立中央病院で看護師としてNICUと小児外来で5年間、救急病棟で3年間勤務。その後、チャイルド・ライフ・スペシャリスト(CLS)の資格取得のためアメリカに留学。ラ・バーン大学のチャイルドライフ修士課程(University of La Verne,Master of Science in Child Life)で学び、カリフォルニア州のUCLAこども病院(UCLA Mattel Children’s Hospital)で病院実習、クイーンオブザバレー病院(Queen of The Valley Hospital)でCLSのインターンシップを行い、2007年5月に卒業。2017年10月から島根大学医学部附属病院でCLSとして現在まで勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
子どもの対応に困ったときのよくある質問や疑問に子どもの心のエキスパートが答える。服薬や検査などの子どもが苦手な場面を取りあげ、泣いたり怒ったりする子どもがどのような気持ちなのかを解説。発達別の違いと子どもの気持ちを踏まえた対応方法や支援テクニックを紹介する。実際に医療機関で子どもの支援をしている専門家が現場で役立つアイデアやテクニックを、多くの写真とイラストで披露する。患児だけでなくその親やきょうだいを支援する方法も解説。子どもの動機づけのために使用する手作りのアイテムなどのアイデア集、子どもが苦手な薬剤の味・臭い一覧も掲載。