内容説明
もしもアナとエルサがおたがいを知らずに育っていたら?ずっとさびしさをかかえて生きてきた、きょうだいのいないエルサ。あるとき、屋根裏部屋でみつけた嫁入り道具箱に描かれた、イニシャル“A”のなぞを追いはじめる。しかし戴冠式の日、かくされていたエルサの記憶と力が解き放たれ、大混乱となる。―エルサは“A”をつきとめて混乱をおさめられるのか?
著者等紹介
カロニータ,ジェン[カロニータ,ジェン] [Calonita,Jen]
米国ボストン大学卒。夫と2人の息子、愛犬のジャック・スパロウとベン・ケノービとともにニューヨーク在住。代表作は、受賞歴のある『転校生は、ハリウッド・スター』(小学館)や『Fairy Tale Reform School』シリーズ。「夢は家族でディズニー・ワールド内のシンデレラ城に住むこと」と語るほどの大のディズニー・ファン
池本尚美[イケモトナオミ]
早稲田大学教育学部英語英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
<ニューヨーク・タイムズのベストセラーの「ツイステッドテール」シリーズの第7弾! もしもエルサとアナがおたがいを知らずに育っていたら?>
アレンデール王国の未来の女王となるエルサ王女の人生は期待と責任、そしてたくさんの疑問に満ちていた。いったいどんな統治者になるべきだろうか? いつまでに結婚相手を選ばなければいけないのだろうか? そしてなぜ、自分には重要な一部が欠けているという感覚をもちつづけているのだろうか?
予想もしていなかった両親の死によって、エルサは望んでいたよりも早くこれらの疑問に向き合わざるを得なくなる。突如、王国の統治者になってしまった彼女はたったひとりでその答えをさがすのだった。しかし、そんなあるとき、エルサに神秘的な力が現れはじめると、失われていた幼少時代の記憶の断片がよみがえりはじめる。そこにはとても見覚えのある女の子の姿が・・・。
いつも心に感じていた空虚感を埋めるため、そして恐るべき呪いを解くため、エルサは決断する! 氷の王国を横断し、記憶の彼方の少女を見つけ出すことを!