物語は4つの顔をもつ 物語は4つの顔をもつ さらに、物語は迷いこむ
内容説明
父親の出張で、トオルは一人留守番をすることになった。さんざん遊んで自宅のマンションにもどる。朝までゲームができると思うと、ついにやけてしまう。しかし、トオルの住んでいる部屋が、なぜか見つからない。「カギはもってる」より。思わぬ方向にストーリーが進む予測不能の作品集。小学校中学年から。
出版社内容情報
ストーリーの展開を4つのタイプに分けて編集した作品集。本を読みたい気分は、その時々でちがうはず。各巻のタイトルを見てもわかるとおり、たとえば、おだやかな気持ちになりたいときは、『きっと、物語はよりそう』、ハッピーエンドのお話がしっくりこないときは、『さらに、物語は迷いこむ』というように、今までにない視点で本を選べる。短編集なので手に取りやすく、気軽に小説の面白さに触れられる。