物理入門コース 相対性理論 (新装版)
内容説明
空間・時間概念の歴史的変遷、ニュートン力学、光の性質を概観したうえで、特殊相対性と光速不変という2つの簡単な原理から導かれる特殊相対性理論を解説。さらに、19世紀後半に完成されたマクスウェル方程式が、アインシュタインの相対性原理を満たすことを示す。最後に、一般相対性理論の基礎概念を述べる。
目次
1 空間と時間
2 ニュートン力学
3 電磁波とエーテル
4 特殊相対性原理
5 ローレンツ変換
6 ローレンツ変換の4次元的定式化
7 相対論的力学
8 電磁気学
9 一般相対性理論の概要
著者等紹介
中野董夫[ナカノタダオ]
1926‐2004年。東京生まれ。1948年大阪大学理学部物理学科卒業。大阪市立大学教授、大阪市立科学館初代館長を歴任。理学博士。専攻は素粒子論、一般相対性理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
空間・時間概念の歴史的変遷、ニュートン力学、光の性質を概観したうえで、特殊相対性理論を解説。マクスウェル方程式がアインシュタインの相対性原理を満たすことを示し、最後に一般相対性理論の概要に触れる。