物理入門コース 弾性体と流体 (新装版)
内容説明
弾性体や流体の力学は身のまわりの自然現象を理解するのに不可欠である。固体、液体、気体いずれも、広がりをもつ物体の変形をともなう運動であり、それを支配するのはニュートン力学には違いないが、質点系の力学とは異なった連続体の力学が必要になる。基本的な考え方と物理的内容の理解を目指し、数学的な取り扱いは最小限にして解説。
目次
1 連続体の力学
2 弦と膜の力学
3 完全流体の運動
4 縮まない完全流体の流れ
5 流体の波動
6 粘性流体の流れ
7 弾性体
著者等紹介
恒藤敏彦[ツネトウトシヒコ]
1930‐2010年。京都市生まれ。1953年京都大学理学部卒業。1958年同大学院博士課程単位取得。イリノイ大学に留学。京都大学教授、龍谷大学教授を歴任。理学博士。専攻は物性理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
固体、液体、気体いずれも、広がりをもつ物体の変形をともなう運動であり、質点系の力学とは異なった連続体の力学が必要になる。基本的な考え方と物理的内容の理解を目指し、数学的な取り扱いは最小限にして解説。