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宮崎駿とジブリ美術館
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内容説明

美術館のための約900点のイラストを収録。『美術館をつくる イメージボード、スケッチ集』『企画展示をつくる 2001年〜2020年の軌跡』の豪華2冊セット。



目次

美術館をつくる―イメージボード、スケッチ集(宮崎駿創作の根底にあったもの;映画をつくるように美術館をつくる;ジブリ美術館のはじまり;ジブリ美術館のできるまで、できてから;図版、英訳)
企画展示をつくる 2001年〜2020年の軌跡(宮崎駿展示物にかけた想い;天空の城ラピュタと空想科学の機械達展;アルプスの少女ハイジ展―その作り手たちの仕事;イギリスの友人を紹介します。『アードマン』展;3びきのくま―映画にできないとっておきのおはなし;ジブリの森のえいが展―土星座へようこそ;「挿絵が僕らにくれたもの」展―通俗文化の源流;クルミわり人形とネズミの王さま展―メルヘンのたからもの;幽霊塔へようこそ展―通俗文化の王道;そのほかの企画展示;企画展示、資料;図版、英訳)



出版社内容情報



宮崎駿が描いたジブリ美術館のすべて。
900点あまりのイラストを収録、豪華2冊セット

日本はもとより世界中の人々が一度は訪れてみたいと思う、ジブリ美術館。ここには宮崎駿監督のこんな美術館をつくりたい、という長年の想いが数多くちりばめられている。『美術館をつくる』には子どもたちを魅了する入り口から始まり、建物の内装、映画館、常設展示、カフェなどがどのように考えられ、つくられたのかが、数多くのイメージボードとスケッチとともに描かれている、そして開館から20年、数多くの魅力的な企画展示がおこなわれ、多くの来館者があった。『企画展示をつくる』では宮崎監督が深くかかわった13のテーマの実現にむけての舞台裏を、膨大な絵とメモから明らかにしていく。

■本書の特色

◆世界中の人たちが訪れたいと思うジブリ美術館、その原点となる「絵」を紹介
2001年の開館以来、ジブリ美術館は、世界中のジブリ作品や宮崎駿監督のファンが一度は訪れたい場所となっています。ジブリ美術館の建物や、そこだけで見ることができる展示は、どのようにしてつくられていったのでしょうか。その発想のおおもとには、宮崎監督が描いた数々の「絵」があります。それがジブリ美術館の原点となっています。

◆開館から20年の間に描かれた、膨大な数のイメージを、カラーイラストで掲載
宮崎監督が描いた「絵」は、イメージボードと呼ばれる水彩絵具で描かれたイラストや、スタッフへの指示のために描いたエンピツの下絵やラフスケッチ、使用済みのコピー用紙やメモ用紙などに描いた落書きなど、膨大な数があります。本書では、保存されていたこれらの絵の中から選りすぐった900点あまりを収録します。

◆美術館開館当初からのスタッフが語る、知られざる宮崎駿監督のエピソード
美術館や企画展示をつくるにあたって宮崎監督は、多くの絵を描いただけでなく、スタッフと話し合いながらさまざまな提案をしています。実際にかたちになったものから、実現不可能だった無茶なアイデアまで、その希望や妄想に耳を傾けたスタッフから話を聞き取り、テキストは書かれています。

◆宮崎駿監督、鈴木敏夫プロデューサーによる、本書のための新規インタビューを実施
開館から20年弱を経て、改めてジブリ美術館の誕生から現在までを大いに語った、宮崎監督のインタビューを収録。宮崎監督の無謀ともいえる構想を、多くの人を巻き込みながらどのように実現していったのかを語った、鈴木敏夫プロデューサーのインタビューもあわせて掲載します。

◆解説文や漫画から、図解イラストや落書きまで、英語訳をほぼ完全に収録
美術館を訪れる外国人来場者は年々増加してきました(2020年を除く)。世界にあまたいるファンの方々に、美術館の成り立ちやその基本構想を知ってもらいたい。また、宮崎監督の描くものの面白さを理解してもらいたいと考え、解説文や漫画や図解、メモの類いまでも含め、ほとんどの絵素材についての英語訳を掲載。

◆2冊セットで約600ページの大型特別本、ハードケース入りにての刊行
ジブリ美術館の構想は、映画「もののけ姫」が完成したあとの、1997年頃から始まりました。そこから描きためたものを吟味し、なるべくたくさんの絵を見せたい、そして1枚1枚の絵をしっかり大きく見せたいという思いに至りました。その結果、『美術館をつくる』では、描きためられた絵の持つ力を正確にお伝えしたく、図版を大きく掲載しています。縦257ミリ×横350ミリの横長判型(全174ページ+折込2枚)、『企画展示をつくる』は縦350ミリ×横257ミリの縦長判型(全424ページ)の書籍とし、2冊をハードケースに収めました。

■各巻構成

◆『美術館をつくる イメージボード、スケッチ集』

・宮崎駿 創作の根底にあったもの
・映画をつくるように美術館をつくる
 建物の全体と細部を同時に考える
 「アニメーションができるまで」をどう見せるか
 置くべきものを考え、舞台をつくる
 細部へのこだわりが、全体につながる
 試行錯誤を重ねた美術館設計
 実現しなかったアイデア
・ジブリ美術館のはじまり
・ジブリ美術館のできるまで、できてから
 見世物小屋のような美術館がつくりたかった〈宮崎駿インタビュー〉
 かかわってくれた多くの人の尽力で、ジブリ美術館は生まれた〈鈴木敏夫インタビュー〉
・図版、英訳

◆『企画展示をつくる 2001年〜2020年の軌跡』

・宮崎駿 展示物にかけた想い
・天空の城ラピュタと空想科学の機械達展
・アルプスの少女ハイジ展〜その作り手たちの仕事〜
・イギリスの友人を紹介します。
 『アードマン』展
・ 3びきのくま〜映画にできないとっておきのおはなし〜
・ジブリの森のえいが展―土星座へようこそ―
・「挿絵が僕らにくれたもの」展―通俗文化の源流―
・クルミわり人形とネズミの王さま展〜メルヘンのたからもの〜
・幽霊塔へようこそ展―通俗文化の王道―
・そのほかの企画展示
・企画展示、資料
・図版、英訳

■アニメーション映画監督、宮崎駿のもうひとつの仕事

「三鷹の森ジブリ美術館」は、宮崎駿の構想をもとにつくられました。本書は、その実現までの軌跡と、展示企画のためのさまざまなアイデアやイラストを余すことなく収録しました。

◆『美術館をつくる イメージボード、スケッチ集』

『美術館をつくる イメージボード、スケッチ集』

2001年10月に開館した「三鷹の森ジブリ美術館」。どんな建物にするのか、何を展示するのか、どんな楽しみをお客様に届けるのか等々……、宮崎駿監督は、すべてのイメージを絵に描き、スタッフとともに試行錯誤しながら美術館をかたちづくっていきました。「こんな美術館にしたい」という思いから始まり、まるで一本の映画をつくるように、美術館をつくっていったのです。その制作のために描かれた、膨大な量のイメージボードやスケッチ、メモや図面などを余すこと無く紹介します。

◆『企画展示をつくる 2001年〜2020年の軌跡』

『企画展示をつくる 2001年〜2020年の軌跡』

企画展示は、1年〜1年半ごとにジブリ美術館の展示室を使い開催されます。展示企画は2020年までの間に18のテーマでつくられ、そのうち13のテーマが宮崎駿監督による発案から制作されました。「天空の城ラピュタ」「アルプスの少女ハイジ」「アードマン」「3びきのくま」「クリミわり人形」「幽霊塔」等々……、企画内容は多岐にわたり、宮崎監督は、それぞれの展示方法を考え、展示するもののスケッチや絵を描きました。こうした展示のためにつくられた制作資料を紹介します。

■刊行によせて

「絵でモノを考える」

スタジオジブリ 鈴木敏夫

 ふつう、人は言葉でモノを考える。しかし、宮崎駿はそうじゃない。絵でモノを考える。ぼくの知る限り、そんな人は彼をおいて他にいない。
 ジブリ美術館を作ることになったとき、宮さんに質問された。
 「何をやればいいのか?」
 「ふつうだと、アニメーション映画はどうやって作るのか、ですね」
 ぼくがそう言うと、宮さんは鉛筆を手に、目の前にあった紙に無言で絵を描き始めた。机に向かって、物語を構想する少年の絵だ。
 「つぎ(の部屋)は?」
 「キャラクターと美術ですね」
 こうして、いくつもの部屋のイメージボードがあっという間に完成した。それをぼくに見せて、意見を求める。
 部屋を順番に見ていくと、まるで「紙芝居」のように物語性があった。しかも、描いた絵の情報量が半端じゃない。部屋のドアノブから机のデザイン、壁に飾る絵、照明器具などなど細部まで具体的に描き込んである。そして、自ずと、アニメーションの作り方も分かる仕掛けになっている。
 その日をきっかけに、美術館のために宮崎駿は絵を描きまくった。その絵が全部で何点になるのか、ぼくは数えたことがない。ぼくにしても、この本で、初めてその全貌を知ることになる。

宮崎 駿 (みやざき・はやお)
アニメーション映画監督・三鷹の森ジブリ美術館 館主

1941年、東京都生まれ。1963年、学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「太陽の王子 ホルスの大冒険」(1968)の場面設計・原画等を手掛け、その後Aプロダクションに移籍。1973年に高畑勲らとズイヨー映像へ。日本アニメーション、テレコムを経て、1985年にスタジオジブリの設立に参加。その間「未来少年コナン」(1978)の演出などを手掛け、「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)では劇場作品を初監督