蟹を食べて育った地元の北海道民が、愛してやまない贅沢、それが北海道毛蟹です。
何と言っても繊細な蟹身の独特の甘さとジューシーな食感。そして味噌のムースのような、 口溶けやわらかな濃厚さ、これが北海道毛ガニの特徴です。
ただし一口毛ガニといっても、実は流通過程で付けられる「ランク」によっては、 身入りやかにみその質が大きく異なる場合が往々にあるので注意が必要。
カニは脱皮を繰り返す過程で、若蟹、若上蟹、若極上蟹、堅蟹と、脱皮後の経過年数に応じて身がしっかりと詰まり、高級蟹として出荷されていきます。
通称「わか」と呼ばれる若蟹は、ただ若い蟹という意味だけでなく、脱皮したばかりで身の入りが悪いのに加え、かにみそも水っぽくなってしまうのが難点で、一般的には「わけあり」として安価で流通します。
一方、堅蟹とは、脱皮を終えて甲が硬く身入りのよくなった、極上蟹のことを指します。
甲羅からつめ先まで身がびっしりと詰まっているうえ、かにみその濃厚さも増すのが特徴で、その堅蟹のなかでも身の入り程度により、1特から最高で4特までランク付けがされます。
一般的に1特〜2特まではディスカウントストアや街のスーパーで流通しますが、3特クラスとなると高級料亭で取り扱われ、最上級の4特となるとなかなか年中水揚げされるわけではないので、希少価値がつき、手に入った時だけ上得意さんに振る舞うという料理店などもあるようです。
毛がにの産直ネットショップでも安定した仕入れの難しさから実現することが難しかった業界最高水準の3特〜4特毛蟹ですが、かにまみれでは独自ネットワークを駆使し、なんとか販売を実現させております。
さらに、湯がき〜下処理の状態や、風味を損なわないようにするグレース加工についても、厳格な独自基準を設け、クリアした個体のみを毎日発送しております。
その地道なこだわりあってか、おかげさまで毛ガニ通販サイトにおいてもYahoo!ショッピッングの売れ筋ランキング(毛がに部門)、お中元売れ筋ギフトランキングで、共に1位の評価を頂くことができました。
「ズワイやタラバは食べたことあるけど、毛ガニは初めて。」というお客さまも多くいらっしゃいますが、バグバグ口いっぱいに頬張る豪快なタラバガニなどと比べると、風味豊かな、北海道の大自然の風景が目に浮かぶような芳醇な味わい、 きっとファンになること間違いありません。
ご自宅で届いた毛蟹を手で持って感じるズシッとした重さ、直接ご自身の舌で、その格別さを是非味わってください。