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言霊秘書 山口志道霊学全集
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秘教的言霊学の原典
言霊秘書 山口志道霊学全集

山口志道=著 大宮司朗=編・解説 B5判 豪華クロス装丁

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 本書は、幻の言霊学者といわれる山口志道の秘伝書を網羅したきわめて貴重な神書である。火・水と五十音に象徴される潜象世界の解読を基軸とする山口志道の言霊学は、太古真法の奥義ともあい通じ、出口王仁三郎、岡本天明、植芝盛平などにも大きな影響を与えたといわれている。

 だが、その山口志道の秘教的言霊学とはどのようなものだったのか、残念ながらその全貌を知る人はいない。資料の散逸等のため、関係者ですら断片的な情報しか知らず、現在では名のみ知られるといった状況なのである。

 実際、山口志道の霊著は古書市においてもごくたまに『水穂伝』が出るくらいで、いまや写本・版木本で十数万円から二十万円で取引されているのが現状である。ましてや他の書はいくら金を積んでも入手はほとんど不可能なのである。

 しかし、熱心な修道・求道の士から、ぜひ八幡書店において、この幻の言霊学の神髄を公開してほしいという声が寄せられ、ついに大宮司朗先生が秘伝の蔵書を皆様のために特別に提供されることになったのである。

 かくして、本書には山口志道の代表的著書である『水穂伝』全7巻を中心に、『火水与伝』『水穂伝重解詞一言法則』『イロハ口伝』『神風伯本書』『神風濫觴』などこれまでまったく秘せられていた霊著をことごとく収録、大宮司朗先生はじめ各界権威による詳細なる解説を付すこととなった。学術的観点からもきわめて貴重な資料であり、ぜひこの機会をお見逃しなく入手され、熟読研鑽されることをお勧めする次第である。

●言霊とはなにか?

 弘法大師、出口王仁三郎など、一声の下に天地を揺るがし、一言の下に風雨雷電を駆使する神業(かむわざ)を会得した神人たちは、「言霊の秘鍵」を握っていたと伝えられる。おそらく王仁三郎はその秘密を山口志道の言霊学から学び、弘法大師の真言とは言霊であり、彼の作に擬せられるイロハは涅槃経の玄義と『古事記』神代巻の秘儀を顕すところの妙文であるという。

 では、そうした言霊パワーはどういうメカニズムで発現するのだろうか?山口志道によれば、この天地には五十連(いつら)の言霊が鳴りひびいている。これはイザナギ・イザナミの「美斗の麻具波比」(みとのまぐはひ)によって生じたものである。「大象はかたちなく、大音に声なし」という老子の言葉があるが、大宇宙に久遠に鳴り響くこの言霊は、目に見ようとしても見えず、耳に聞こうとしても聞くことはできない。それは、通常の意味での音声ではなく、いわば「音声の原型」であり、「音の潜象」である。ビュタゴラスはこれを天体の音楽といった。

 言語は、この潜象の音が身体器官をつうじて現象化したものであり、世界の根本言語、人間と神々が交信していた時代の言語である神代語の霊的研究をつうじて、神・霊・言の実相を探究するのが言霊学なのである。

 人間の発する言葉は本来は、宇宙の言霊の響きを移すものでなければならない。ここから、山口志道は呼吸法を重視し、その玄義を本書収録の『神風伯本書』(かみかぜのいき)のなかで詳説している。息を吐く宇宙のなかで、霊は凝縮し、現象化し、物質化する。逆に息を吸う宇宙とともに物質は拡散し、展開し、霊化する。それゆえに意識的に行なわれる呼 吸法によって、人間は宇宙の果てし無き創造と解体のリズムとひとつになる。山口志道は、67年の長きにわたる神風伯の行を通じて、身体感覚とことだまとの 反照によって、その驚くべきつむぎだされたものであった。

 ちなみに、合気道の植芝盛平翁の理論は言霊学そのものであり、山口志道−出口王仁三郎−植芝盛平という系譜をたどることができるのである。言霊とは、現界の現界の言語の鋳型としての「霊の言語」である。その力の本質を知り、自在に駆使する者は「あめつちをうごかす」ことができるのである。

 本書を研鑽することによって、霊的感覚は自然と養われ、さまざまな修法の奥義を神悟することができるだろう。そして言霊学の洗礼を通過したのち、密咒や祝詞を霊唱するならば、これまでとちがったパワーを発することが出来るにちがいない。

霊学・霊術修行に必須の言霊伝 大宮司朗先生談

 

 言霊の研究はけっして言霊の研究に終わるものではない。言霊学にある程度まで通暁すると、古神道において秘伝口伝とされていることの玄義が、あたかも霧に覆われていた風景が一陣の風とともに忽然と眼前に現われるがごとく、おのずから明瞭となってくる。

 たとえば玄門(神仙道)にて「化作」と言い、古神道において「産霊」と言うが、万物の生成化育の産霊の神術の極則を伝える太古真法の奥伝として、千木 (ちぎ)の秘儀形象がある。これなど今のところちょっと申し上げることは出来ぬのであるが、本書を繙かれれば、その一端は私が伝授せずともおのずから悟られるのである。

 また太古真法に「天事の伝」なる枢秘の口伝があるが、これが本書の「布斗麻邇御霊」(ふとまにのみたま)の伝と密合せることは解説においても詳しく述べておいた。

 このように言霊の秘儀を学ぶことは、霊学全般の研鑽に大いに寄与する。さらには、言霊の素養なき方には、これまで公刊物で述べた以上の秘儀を伝授しようにも説明できぬことにもなるのである。

 なおここで申し述べておくと、山口志道大人の秘教的言霊学を受け継いだ人々のなかに、出口王仁三郎大人がいる。その言霊解をみるとき、たとえば「霊なし」ということばが出てくるが、これなども言霊を知らぬとわからぬ人もあり、あるいは「火水の戦い」ということの意味、「いづ・みづ」といったことの意味、霊主体従というがなぜ霊主体従なのかというようなこともじつは本書を熟読玩味されれば、大いに神悟するところがあろう。

 修道の道を志される方はもとより、広く霊的方面に関心を抱かれる皆様に、必備の霊書として本書を強くご推奨する次第である。