アートの力
天才哲学者、マルクス・ガブリエルによる初の芸術論 「私たちがアート作品を生み出すのではない。アート作品こそが、自分を存在させはじめるために、私たちを参加者として創造するのだ。」 ?知識、背景を教える本ではありません 特定のジャンルや作品ではなく、アート全般に通用する鑑賞態度や思考を掘り下げる本です。知識や経験が豊富でなくても、アートの世界に分け入ることができます。 ?あらゆる作品に通じる鑑賞態度を学べます この本がテーマにしているのは、アートとはそもそも何なのか、そして、作品に向き合う私たちの態度です。ジャンルを越え、あらゆる作品に通じる鑑賞態度が開かれます。 ?身近な例が多数登場します モネの絵画や、便器を用いた《泉》などの有名な作品はもちろん、スター・ウォーズのシリーズや、日々目にする太陽の光など、身近な例から美術についてじっくりと解説しています。 ?本書で取り扱うトピック ・デザインとアートの違いは? ・アートはどうしてこれほど強力な力を持つのか? ・アートの価値は何で決まるのか? ・なぜ、アートは人類の起源だといえるのか? 『なぜ世界は存在しないのか』(講談社