考古学ガイドブック ビジュアル版
世紀の新発見、太古の人びとの暮らしの解明…夢やロマンをかきたてるようにいわれる考古学。だが、実際の研究はどうなのか?泥臭く、地味な作業の連続だ。いったい考古学とはどのような学問で、何を明らかにしようとしているのか、ビジュアルに解説する。
考古学・考古学者とは―さまざまな考古学|なぜ発掘調査がおこなわれているのか―学術発掘と緊急発掘|考古学は3Kな仕事?―いろんな発掘があるものだ|発掘は最大の武器―発掘調査の新しい手法と目と手の判断|土器の編年が考古学を鍛えてきた―土器編年を組み立てる|さまざまな時間感覚―時間は下っていくのか上っていくのか|考古学の「時間」―時間にはさまざまな「幅」がある|「同時に存在した」ってどういうこと?―「同時」をどうとらえるのか|どうやって「時代」を区分しているのか―世界の時代区分|私たちの朝の食卓が後世に発掘されると―生活の解明|実測図に惑わされるな―実測図の特徴|分布論に冒険する―分布から見えてくるもの|比較の大いなる可能性―比較は歴史的方法と結びついてはじめて効力を生む|復元とそれを確かめるには―復元模型の制作と検証|文化財は残ったのではなく作られる?―新たな目で見た文化財|太古の人骨のあつかいに制限はあるのか―遺体・遺骨と考古学|分布の広がりと国家―考古学と国家|多様化・国際化する考古学―研究・支援・普及で世界をむすぶ|私の歴史?他者の歴史?―感情を移入して過去を抱きしめればいいのか|考古学者が書いた歴史は面白くない?―考古学者のさまざまな試み|遺跡は誰のものか―現代社会と文化財
人文 ≫ 歴史 [ 考古学一般 ] | |
出版社名 | 新泉社 |
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出版年月 | 2020年11月 |
サイズ | 93P 21cm |
ISBNコード | 9784787720306 |
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登録日2020/10/24