ウイルスの進化史を考える 「巨大ウイルス」研究者がエヴィデンスを基に妄想ばなしを語ってみた
ウイルスの進化史を考える 「巨大ウイルス」研究者がエヴィデンスを基に妄想ばなしを語ってみた
ウイルス ノ シンカシ オ カンガエル キヨダイ ウイルス ケンキユウシヤ ガ エヴイデンス オ モト ニ モウソウバナシ オ カタツテ ミタ セイブツ ミステリ-
武村政春/著生物ミステリー
誰も知らないウイルスの進化史をあえてたどってみた超チャレンジングな本。まあ、誰も知らないというのはじつは言い過ぎで、研究をしている人は、さまざまなエヴィデンス(そのほとんどは分子系統学である)をもとにある程度の推測を行い、論文として発表しているわけだけれど、あくまでもそれは推測であって、真実をそのまま表しているわけではない(そんなことを言ったら、すべての生物学の分野がそうなのだが)。だから、それをあたかも分かったかのような顔をして本を書くなどという危険な行為を、誰もしたがらないのである。それをあえて行おうというのが、本書である。
第1章 ウイルスとは何か(ウイルスの基本的な構造|ウイルスの感染と生活環 ほか)|第2章 RNAウイルスの進化史(RNAヴィローム仮説|カプシドのないRNAウイルスの進化 ほか)|第3章 DNAウイルスの進化(原核生物ウイルスの進化|ヘルペスウイルスの進化 ほか)|第4章 レトロウイルスの進化史(レトロウイルスの進化|免疫不全ウイルスの進化 ほか)|第5章 ウイルスの起源(化学進化と「ウイルスもどき」|細胞の誕生 ほか)
理学 ≫ 生命科学 [ 微生物学 ] | |
出版社名 | 技術評論社 |
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出版年月 | 2022年04月 |
サイズ | 271P 21cm |
ISBNコード | 9784297127732 |
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登録日2022/03/24