トラウマの現実に向き合う ジャッジメントを手放すということ
治療者が「病気」ではなく「人間」としての患者に評価を下してしまうと、新たなトラウマを生じさせかねない。傷つきやすく、すでに対人不信に陥っている人をさらなる不信に追いやることなく、また、治療者自身にも苛立ちや燃え尽きが生じることがないようにするには、どうすればよいのか?本書では、トラウマに向き合う治療姿勢について深く掘り下げながら、患者・治療者双方にとって最も望ましい関係の持ち方を模索する。
第1章 「不信」という現実に向き合う―治療の土台づくり|第2章 「コントロール感覚の喪失」という現実に向き合う―治療のメインテーマ|第3章 「病気」という現実に向き合う―治療の位置づけ|第4章 「文脈」という現実に向き合う―トラウマの位置づけ|第5章 「身近な人たち」の現実に向き合う―トラウマと対人関係|第6章 「ジャッジメント」の現実に向き合う―燃え尽きを防ぐ|第7章 治療者自身の現実に向き合う―自らの価値観やトラウマ|第8章 「トラウマ体験」という現実に向き合う―ゆるすということ
人文 ≫ 精神病理 [ 虐待・トラウマ・PTSD ] | |
出版社名 | 創元社 |
---|---|
出版年月 | 2021年04月 |
サイズ | 215P 19cm |
ISBNコード | 9784422117621 |
※ページ内の情報は告知なく変更になることがあります。あらかじめご了承ください
登録日2021/04/19