業務用 天然食紅サンプル クチナシ黄色素 クロシンP-1900 メーカー有償サンプル6g(高濃度粉末) / ダイワ化成製の天然食紅
クチナシ黄色素 ・「クロシンP-1900」商品概要
クロシンP-1900は、アカネ科のクチナシ(※)の果実より抽出したカロチノイド系(※)の水溶性天然色素で、色素主成分はクロシン(※)です。黄橙色の高濃度粉末品です。pHによる色調変化は「黄」。クチナシは、アカネ科クチナシ属の常緑低木。果実にはカロチノイドの一種・クロシン(Crocin)が含まれ、乾燥させた果実は古くから黄色の着色料として用いられています(クチナシ黄色素)。またクチナシは、発酵させることによって青色の着色料にもなります(クチナシ青色素)。クチナシの色素は繊維を染める他、食品にも多数用いられており、例としてはたくあんや和菓子、栗、中華めん等があります。
クチナシ黄色素 ・「クロシンP-1900」の食品への表示- クチナシ果実より注出したカロテノイド系の黄色色素
- 熱、光にやや安定(アルカリ性域で安定)
- ビタミンCとの併用で、安定性向上
- 蛋白質に対して染着性がよい
クチナシ黄色素 ・「クロシンP-1900」のおもな用途
- 中華麺の着色・色付け
- 菓子の着色・色付け
- スポンジケーキの着色・色付け
- キャンディーの着色・色付け
- 栗きんとんの着色・色付け
- 冷菓の着色・色付け
- 漬物の着色・色付け など
麺類 | 0.004〜0.016% | |||||
冷菓 | 0.008〜0.016% | |||||
ドロップ | 0.004〜0.016% |
クチナシ黄色素 ・「クロシンP-1900」の性質・性状
- クチナシ果実より注出したカロテノイド系の黄色色素
- 熱、光にやや安定(アルカリ性域で安定)
- ビタミンCとの併用で、安定性向上
- 蛋白質に対して染着性がよい
< 性状・詳細 >
色調 | 本品は、水に溶けて黄色を呈します。 | |||||
PHによる色調変化 | 色調の変化はありません。 | |||||
溶解性 | 水・アルコール・プロピレングリコールに溶けます。油脂には不溶です。 | |||||
耐熱性 | 中性〜アルカリ性で安定です。酸性側でやや不安定です(L-アスコルビン酸の添加により向上します)。 | |||||
耐光性 | 酸性側でやや不安定です(L-アスコルビン酸の添加により向上します)。 | |||||
金属イオンの影響 | 特に鉄・銅イオンの存在で変退色します。 | |||||
染着性 | 蛋白質・でん粉に対する染着性は良好です。 |
※天然食用色素をご購入をご検討されているお客様へ
天然色素は合成色素に比べて、使用期限が短いものが多々あります。当店では期限が3週間以内のものは出荷をしておりませんが、 もし3週間以内のものが届いた場合はご連絡ください。
また、天然色素の使用期限は種類によって違いますので、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。