首里城地下第32軍司令部壕 その保存・公開・活用を考える / 牛島 貞満 著
首里城焼失から2年、復興・再建が注目される今、戦争遺跡として地下の第32軍司令部壕の保存・公開を、牛島満司令官の孫が提案する首里城の地下にあった第32軍司令部壕はどうなっているのだろう。<br> 牛島満司令官の孫が、会ったこともない祖父の姿を追いながら、沖縄県内を訪ね歩く。さらに6月23日の沖縄慰霊の日が祖父の自決した日となっている「定説」へ疑問、その疑問「自決日のナゾ」を調べる経緯を一つの切り口にして、過去の沖縄県、那覇市の司令部壕調査の報告書や、占領直後の米軍資料(『Intelligence Monograph』「第32軍司令部 首里城」)などを丹念に解読して、首里城の復興・再建が注目される中、巨大な第32軍首里司令部地下壕を、過去の戦争を学ぶ戦争遺跡としての保存・公開を途中経過として提案する。<br> 著者は現在、学校や市民対象に「牛島満と沖縄戦」を中心に、沖縄修学旅行事前・事後学習支援アドバイザーなどの講師や平和ガイドを務めている。<br>牛島 貞満 著
高文研
2021年12月
シユリジヨウ チカ ダイ 32 グン シレイブゴウ
ウシジマ サダミツ
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高文研
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