差別する人の研究 変容する部落差別と現代のレイシズム / 阿久澤麻理子
差別は「される側」ではなく「する側」の問題差別の現れ方、正当化する言説は時代とともに変わっていく。例えば、部落差別はかつての結婚・就職ではなく、その土地に住むことに対する忌避が強く現れる。また、昨今は「社会的弱者であることをふりかざし、福祉に甘えている。逆差別だ」などという偏向した言説も目立つ。こうした差別の変容はなぜ、どのように起きるのか。現代的レイシズムを基点に、差別「される側」ではなく「する側」の構造をあきらかにする。<br>阿久澤麻理子
旬報社
2023年10月
サベツ スル ヒト ノ ケンキユウ
アクザワ マリコ
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