フェミニスト・シティ / L.カーン 著
男性基準の都市で女性たちはどう生き延びてきたか。これまでと違うやり方で「街を作り、生きる」ためのフェミニズムの建築的展開。なぜ、ベビーカーは交通機関に乗せづらいのか? 暗い夜道を避け、遠回りして家に帰らなければならないのはどうしてか? 女性が当たり前に感じてきたこれらの困難は、じつは男性中心の都市計画のせいかもしれません。<br><br>これからの都市は、男だけでなくあらゆるジェンダーに向けて作られなければならない。<br>近代都市は男性による男性のための計画によって形作られてきた。多くの公共スペースは女性のために設計されておらず、母親、労働者、介護者として生活する女性たちに不自由を強いてきた。ヨーロッパでは街を歩くだけで売春婦と思われた時代があり、現代においても危険な夜道は解決されない問題として残っている。フェミニズムを建築的に展開させた本書が、世界を作り出す新しい力(パワー)になるだろう。<br>L.カーン 著
晶文社
2022年09月
フエミニスト シテイ
レスリ− カ−ン
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晶文社
2022年09月
フエミニスト シテイ
レスリ− カ−ン
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