鏡のなかの自己 ミラーテストと「自己認知」の歴史 / カーチャ・グンター
鏡に写った姿を自分だと認識できるのは人間だけなのだろうか?最新の研究成果をもとに描く。鏡に写った姿を自分だと認識できるのは人間だけなのだろうか?<br>19世紀後半以降、科学者たちは人間・幼児・動物・ロボットを鏡の前に立たせ、自己認識の兆候を探ろうとしてきた。鏡は私たちが人間であると言える要因を探る可能性のある手段として機能してきたからだ。そして、人間を人間たらしめるものは何かと言う疑問に答えるため、精神医学・精神分析学・発達心理学・サイバネティックス・文化人類学・神経科学を専門とする研究者たちはそれぞれの立場からミラーテストを利用してきた。そしてそれらの研究が人間の独自性を解明することができたのかどうかを最新の研究成果をもとに描く。<br>カーチャ・グンター
青土社
2023年07月
カガミ ノ ナカ ノ ジコ
カ−チヤ グンタ−
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青土社
2023年07月
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