サンフランシスコ講和と日本外交 / 波多野澄雄
米国の思惑を背後にして講和条約体制を築く日本外交の苦闘を軸に、領土と安全保障問題が交錯する沖縄「密約」の問題にも迫る。1951年の講和条約は、領土・領域、賠償、戦争責任などの「敗者」としての戦後処理問題に加え、「植民地帝国」の清算という難題にも直面した。米国の思惑にも左右されながら、日本外交はこれらの課題にいかに対応し、講和条約体制を築いていったのか。その形成過程と揺らぎを軸に、領土と安全保障問題が交錯する沖縄「密約」の問題にも迫る。<br><br>波多野澄雄
吉川弘文館
2024年04月
サンフランシスコ コウワ ト ニホン ガイコウ
ハタノ スミオ
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