腐敗する「法の番人」 警察、検察、法務省、裁判所の正義を問う / 鮎川潤
警察、検察、法務省、裁判所などの社会統制機関は、国民の利益ではなく、組織の利益を優先してきた。これらを指摘し、解決策を探る。《目次》<br>はじめに<br>第1章 警察の利権<br>第2章 二の足を踏む検察<br>第3章 法務省と現場<br>第4章 誰のための裁判所か<br>第5章 司法の再生を考える<br>おわりに<br>参考文献<br><br>《概要》<br>正義の実現をめざすべき警察、検察、法務省、裁判所が、与えられた権限を踏み越えて、国民の生活を侵害したり、自らの組織の利益や、私利私欲のために行動を取ることがある。癒着、天下り、裏金、文書の改竄・捏造、冤罪――。こうした腐敗は、知らぬうちに社会の基盤をも崩しかねない。強大な権力を持つ者こそ、自ら襟を正すべきではないか。<br>長年にわたって司法の現場をつぶさにみてきた著者が、「法の番人」が抱える課題について検討し、その解決策を探る。<br><br>鮎川潤
平凡社
2024年02月
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アユカワ ジユン
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